安全な飲用水を造水するメカニズム「人類は80年で滅亡する」 より
この濃縮ミネラルは、単なる汚水処理に使うには現時点ではコスト面から経済的ではないが、この方式の造水はペットボトルで売られている水と比較したり、災害や緊急時の飲料水、健康増進用の飲料水として考えれば有効で大変に安いものである。 この方式による造水は、小熊哲男氏(YB企画)が米国政府のEPAINSFの認定をすでに受けている。
このミネラル濃縮液による造水は人類のための安心安全な飲料水として、世界でも最高位の品質保証を得ている。なお、一般市民が十分に注意を払わなければならないことは、人間に有害な重金属が多種類多量に入っている類似品が多く出回っている点である。
一九九七年六月、ニューヨークで開催された国連環境特別会議の「持続可能な開発委員会 (CSD)」は今後の最重要優先課題として「淡水の確保」を掲げた。水の確保は、温暖化や異常気象で砂漠化が進行し、水の汚染が世界規模で進んでいることから、食糧とともに大きな課題になっている。
安全な飲料水は、世界人口の五分の一が現在でも確保できずにいる。 この問題の解決には、国際社会からの資金支援が是非とも必要であるが、天然濃縮ミネラルによる造水は、これらの問題を解決する日本が誇る環境創造の技術支援の一つとして最有望視されよう。人類は80年で滅亡する より